ホームページのライティングで重要なターゲットに合わせた言葉の使い方

米をかんもする
実家の新潟に家族で帰省したときのこと
米が炊きあがったので、妻に
(鈴木)
「米、かんもしといて~」
(妻)
「ん?」
(鈴木)
「かんも!」
(妻)
「ん???」
(鈴木)
「あ、固くならないようにかき混ぜといて~」
と言うやりとりがありました。
方言でした
この「かんもする」という言葉、
バリバリのド方言だったんですね。
(新潟県中部地方限定?)
標準語で言えば、
「かき混ぜる」
という言葉なんだと思いますが、
僕のイメージでは、
ただ、かき混ぜるのではなく、
炊きあがった大切な米が固くならないように
米の粒を潰してしまわないように、
炊飯器の中でやさしく丁寧に撹拌する、
というイメージなんです。
「米をかき混ぜる」
と
「米をかんもする」
前者は単なる動作であるのに対し、
後者は、「米」に対するリスペクトが含まれています。
(あくまで鈴木の勝手イメージ)
ホームページのライティング
で!ふと思ったんです。
ホームページのライティングと一緒だな、って。
どういうことかと言うと、
例えば僕の例で言うと、
僕は、Web制作の専門家なので、
ついつい、
SEO
自然検索
レスポンシブWebデザイン
HTML5
モバイルファースト
httpsでのセキュリティー
高速表示
PPC広告
Googleアナリティクス
ファーストビュー
グローバルメニュー
CV(コンバージョン)
、、、
という言葉を何気なく使ってしまいますが、
僕のターゲットは、
カウンセラー、セラピストなどの
クライアントのお悩み解決系の1人型起業家です。
みなさん、ご自分の分野ではもちろんスペシャリストですが、
別にWeb/ホームページに詳しい訳ではありません。
ですので、
「レスポンシブWebデザイン」
ではなく、
「PCでもスマホでも見やすく使いやすいWebデザイン」
と言うべきなんですね。
必ず、ではありません
でもコレ、
なにがなんでも
分かりやすい平易な言葉で、
というのではありません。
ターゲットが普通に
「SEO」という言葉を使うのであれば
SEOという言葉をそのまま使っても問題ありません。
でも、「SEO、、なにそれ?美味しいの?」状態であれば
「GoogleとかYahooでキーワード検索したときに、ホームページが検索結果の上位表示されるようにする様々な施策、取り組み」
と言わなければいけません。(まだ固いか、、)
以前、カウンセラーの方とお話していて
「ホームページから、新規のご予約がありまして、、、、」
「あ!」と思ったのは
カウンセラーさんは
ホームページからの「成約」ではなく、
ホームページからの「CV(コンバージョン)」ではなく
「新規のご予約」なんだな、って。
(もちろん前後の文脈がありますので、そこも考慮する必要がありますが)
注意したいこと
ですので、
一般的に専門用語、
と呼ばれる言葉を使うときに注意したいのは、
専門用語、を使うことで「専門家」な印象を与えられる一方で
そのターゲットが普段使う言葉で伝えないと、伝わりませんよ。
ということ
あなたは、
そしてそのターゲットが普段どんな言葉を使うか意識してホームページやブログの文章を書いていますか?
では。また。
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このブログを書いた人

鈴木智夫 あだちWEBサポートセンター代表/WEBエンジニア・マーケティングコーチ
プログラマー、システムエンジニアを10年経験後、デザインを学び、デザイナブルなホームページを数十サイト作るも、売上に貢献したサイトは0(ゼロ)
ところが、あるポイントに気がつき、広告に頼らない「自然検索」で上位表示し、かつ、高成約率(高反応率)で集客・売上に貢献する、再現性のある仕組み化(テンプレート化)に成功。サポートした会社・個人事業主は、業界トップクラスの収益をあげている。
その後、足立区への引越しや、妻の出産を機に、私たち大人が、「好きなことを一生懸命やって成功したよ。」と背中で語れ、それを見た子供たちも、「僕も・私もそうしよう!」と思ってもらえる未来創出を決意し、2016年起業。
現在は、「家族とお金」をテーマに、時間とお金、両方を手に入れたい1人型起業家のサポートをしている。